みなさんは日本は添加物大国なのをご存じですか?
日本は1500種類もの添加物の使用を認められていますが、ヨーロッパの国々は二桁くらいの種類しか認められていないということを数年前に知り、愕然としました。
添加物を食品に使用することで、色がきれいに出て見栄えが良くなったり、腐りにくくなったりする反面、強い毒性や発がん性があります。
外国で使用禁止されたものが、日本では使用を許可されていることを知って恐ろしくなり、そういったものはなるべく食べないように気を付けています。
そこで添加物を避けるためにしていることをあげていきたいと思います。
原材料をよく見て買う
今まで食べ物を買う時に値段と量、そして賞味期限くらいしか見なかったのですが、最近は何が使われているのか裏面にある原材料を見てから買うようにしています。
亜硝酸塩(ハムやソーセージの発色、防腐剤)は聞いたことがありますが、他にもいろんな聞いたことがないものがたくさん入っているものが多いんですね。
よく見てみると、お菓子なんかは国産と比べて外国から輸入されたもののほうが、添加物が少なかったりします。
輸入品の裏を見ると「これだけの材料でできるの?じゃあ、なんで日本製はあんなにたくさん材料を使うんだろう」と不思議です。
原材料の種類が少ないからと言って、まずいわけでもありません。
だったら、余計なものは使っていないもののほうが安心です。
ちなみに原材料欄の「/」(スラッシュ)から後ろに書かれているものが添加物です。
パルシステム製品を中心に買う
生協とかパルシステムのだからって全部安全かというと、そんなことはありませんが、一般に市販されているものよりはずいぶんと原材料に書かれている品目が少なくなります。
それにパルシステムでは生産者さんのところに組合員さんが行って、実際に育てている野菜の畑などを見に行く機会などを設けていますので、一般のお店で買うより安心かなと思います。
水で水分補給。お茶を飲むときは無農薬、有機の物を選ぶ
以前に「お茶は農薬をたっぷり使って育てているから、お茶を飲むのは農薬を薄めて飲んでいるようなもの」と聞いたことがあります。
それが本当であれば、私は水分をたくさん摂るほうなので、お茶で水分補給していたら、恐ろしい量の農薬を摂ってしまうことになります。
でも、探してみて知ったのですが、無農薬とか有機のお茶って一般にはなかなか売っていません。
高いものであれば、ネットなどでは売っていますが、お手頃価格ではパルシステムで少し売っている程度。
しまいには探すのが面倒くさくなり、今は白湯中心に水分をとっています。
お茶は休日などゆっくりしたいときにしか飲みません。
肉や卵は育つ環境を気にする
少しでもいい環境に近いところで育てられたものを選ぶようにしています。
パルシステムではそのあたりの情報も公開しているので、ホームページなどから写真などで確認できます。
その写真が本物かどうかまではわかりませんが、飼育環境の見学なども行われているようなので、信用してもよいのかなと思います。
外国では、エサとして死んだ動物の死骸を砕いて牛に食べさせている。なんてことを聞いたことがあるので、飼育環境の見学があることで、エサの説明なんかもあるでしょうから、だいぶ安心です。
そもそも牛は草食であって、草以外の物を食べさせちゃおかしいですよね。
卵はなるべく平飼いの物を選んでいます。
もっと言えば、放し飼いのほうがいいのでしょうが、そうすると高くて買えなくなるので、平飼いでよしとしています。
一般に売られていう卵のうち、90%がケージで飼われているニワトリの物だそうですが、あれだけ密な中で飼われていると運動は一切できないでしょうし、病気が出たらパーッと広がってしまいます。
そうならないために、ニワトリに抗生物質などのたくさんの薬を与えているそうです。
薬があまり使われていないニワトリが生んでくれたもののほうが、体に良い気がします。
玄米は有機の物を選ぶ
今まで玄米は面倒臭そうで、食べたことがなかったんですが、やってみると意外に簡単で、腹持ちもいいので最近は玄米と白米を1:3の割合で混ぜて炊いています。
玄米は表皮がついたままなので、稲を育てるときに使った農薬が残っている場合があると思うので、パルシステムで有機玄米を注文しています。
家族の反応は「ぷちぷちしていて美味しい」ということでした。
プチプチ感があるのでそれを嚙み潰したくて、いつもより自動的に噛む回数が増えて、消化にもよく食べすぎも防げています。
ちなみに、玄米をそのまま炊いてしまうと表皮が固く、消化が悪いので一晩水に漬けて発芽玄米にしてから白米に混ぜて炊いています。
私は玄米を食べるようになってから、なぜかチョコレートを食べたいと思わなくなったのですが、関係があるのでしょうか?
葉物野菜はThe washer proで洗う
The washer proとは私が使っている食器洗浄機なんですが、食器だけではなく野菜や魚介類も洗える優れものです。
桶に水をためて葉物野菜を入れてスイッチオンするだけで、農薬を落とすことができます。
もちろん農薬が取れているのが目で見えるわけではありませんが、食器がきれいに洗えているのを普段見ているので、農薬が取れていないはずがないという確信があります。
桶の水からザルにあげて、念のためザっと流水をかけて、それから調理しています。
ひき肉は自分で作る
我が家にはフードプロセッサーがあるのですが、あまり使っていなくてもったいないなと思っていました。
ある日、なんとなく取説をながめていたら、なんとひき肉が作れると書いてあることに気づき、試しに固まり肉から作ってみたら、秒でできてびっくりしました。
料理をしてみてまたびっくりしました。
売っているひき肉って炒めると脂がものすごく出て、気持ち悪いなと思っていたのですが、手作りひき肉は脂があまり出なかったのです。
それに市販のひき肉は空気に触れる面積が大きく、その分痛みやすく変色しやすいので、防腐剤などの添加物が使われているそうです。
固まり肉のほうが添加物を加えられることも少なそうだし、余分な脂も摂りたくないのでひき肉はなるべく自分で作るようにしています。
パンはホームベーカリーで作る
我が家は食パンをホームベーカリーで作ることが多いのですが、たまに市販の食パンを買ってくると封を開けた時に嫌なニオイがします。
それで、原材料を見てみると意外にたくさん添加物が使われていることに気づきました。
確かに買ってきたパンってカビが生えにくいけど、ホームベーカリーのパンは常温だと3日くらいでカビが生えます。
家で作れば添加物は不使用だし、それに、家族が「ホームベーカリーで作ったほうがおいしい」と言います。
多くの輸入小麦粉はグリホサートという発がん性がある農薬が使われているそうですが、市販の食パンは国産小麦粉使用と書かれていなければ、安い輸入小麦粉が使われていると思われます。
家で作れば、国産小麦粉を使えるし、保存料なども使わないので安心だし、なにより作り立てはおいしいです。
まとめ
今まで添加物など気にしたことなどなかったのですが、パルシステムやコープの宅配を利用し始めたことで、偶然添加物の存在を知りました。
調べれば調べるほど、市販されている食べ物に含まれる添加物の多さに驚き、口に入れないように注意する毎日です。
知らなければ、安ければ安いほどいい!と値段と新鮮さだけで食べ物を選んでいたでしょうが、知ってしまった以上、もう危険かもしれないものは食べたくありません。
少し高くなりますが、健康を害したくないので、買い物のたびに原材料チェックをすることが癖になっています。
みなさんも買い物のとき、ちょっとだけ原材料を見てみてはいかがでしょうか。
ではでは。
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