歯科矯正の一連の流れ

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はい、ひかるです。

歯並びが悪くて直したいけど、歯科矯正ってどうなんだろう?

もう大人だけど、歯並び良くなるのかな?

お金はどのくらいかかるのかな?

という疑問にお答えします。

私は29才から歯科矯正を始めて、きれいな歯並びを手に入れました。

矯正中はつらいこともありましたが、やって良かったです。

歯科矯正ってどんな感じ?

  1. 費用
  2. かかった期間
  3. どんな事をしたのか
  4. 始める準備とは?
  5. 痛いのか?
  6. デメリット
  7. メリット
  8. 歯科矯正して良かった?悪かった?
  9. 歯並びはずっといいままか?

歯科矯正にかかったお金

約70万円プラスαかかりました。(人によってだいぶ違います)

それ以外には前準備として親知らずを3本抜き、他に歯を4本抜きましたが、(あとで理由は説明します)これは自分が働いていた病院でやってもらったので、料金がわからない分がプラスαです。

ちなみに、私は矯正が終わるまで3年くらいかかりましたので、3回確定申告で医療費控除を申請したら、数万円返ってきました。

歯科矯正にかかった期間

準備期間を入れて3年かかりました。

準備期間とは、レントゲンを撮って、診察して、どこをどう治すのか計画を立てることや、余分な歯を抜いたり、虫歯を治療したりする期間で、私は半年くらいかかりました。

私は口に対して歯が大きく、歯がきれいに並びきらなかったので、まだ使える歯を4本と、まだ歯ぐきに埋まっている親知らずを3本抜きました。(レントゲン上、もともと3本しかありませんでした)

歯科矯正はどんな風にやるのか?

私の場合は、始めにそれぞれの歯に金具を接着剤でつけました。

その金具にワイヤーを通して、グイグイ歯を引っ張って、歯を思うところに動かしていきます。

ときには夜寝るとき、さらに上奥歯の左右の金具、口の両端のあたりから輪ゴムを針金に引っ掛けて首の後ろから引っ張っていました。

月1回くらいの頻度で受診をして、そのたびにワイヤーを締め直すことを繰り返すのですが、毎回締め直すたびに、めっちゃめちゃ痛かったのは今でも忘れられません。

ワイヤーを付けてから1年半くらいその状態が続きましたが、でも、たった1年半で、歯がきれいに並んでいました。

そして、ワイヤーと歯についている金具を外してもらったあとは、きれいになった歯列を保持するために、上の歯にマウスピースをつけて、下の歯には歯がついていない入れ歯の様な装置をつけていました。

取り外し可能なので食べるときや歯磨きの時は外せます。

これだけでも、かなり生活は楽になりました。

半年くらい経った頃、「マウスピースと入れ歯状のものは、もう夜だけでいいよ」と言われ、寝るときだけ、その装置をつけることになりました。

昼間は何もしなくて良くなり、めちゃくちゃ嬉しかったですね。

歯並びがものすごくきれいになり、毎日鏡の前でニーっと歯並びを見て、ニヤニヤしていました。

そのころに出会った人に「歯並び、きれいだね」なんて言われて、ふふっとニヤついたこともあります。

本当はその後も、時々歯科受診をしなければいけなかったのですが、気が緩んでしまい、だんだんと受診をしなくなり、夜のマウスピースも徐々にしなくなってしまいました。

でも、20年近く経っても歯並びは良いままです。

歯科矯正を始める準備とは?

先程書きましたが、結構矯正を始めるまでに時間がかかります。

私は歯を計7本抜きました。

その4本は数少ない虫歯がない歯だったので、抜くのはかなり抵抗がありましたが、仕方なく抜きました。

一週間に1本のペースで抜きました。

しかし、大変だったのは親知らずを抜くことでした。(グロい話に弱い方は飛ばしてくださいね)

そもそも私の親知らずは、まだ歯ぐきから出てきていませんでしたので、レントゲンを撮るまで存在を知りませんでした。

しかも歯ぐきの中で横向きにねていた歯なので、そのままで生えてこようとすると、歯並びが良くても、親知らずがグイグイ押してきて、歯並びが悪くなるから抜かないといけないと言われました。

今まで、歯ぐきが腫れたことも痛くなったこともないので、わざわざ掘り出して取り出すのは嫌でしたし、とても大変でした。

まず、歯ぐきに局所麻酔の注射を何か所かにします。

薬がきいてきたころに、メスで歯ぐきに切り込みを入れて、埋もれている歯を見つけます。

そのままでは取れないので、歯科医がノミと金づちでガンガン叩いて歯を砕きます。自分の手をゲンコツにして、あごの下から支えておかないと、その衝撃にあごが耐えられないほどです。

そして、歯が砕けたところでピンセットで、取り除きます。

そして、歯ぐきを縫っておしまいです。

結構原始的でびっくりする方法ですよね。

かなりあごへの衝撃が強いので、このあと一週間くらいは頬のまわりが腫れました。

母に「アメなめてるの?」とのんきなことを言われたり、歩くと腫れてる頬が上下に揺れて痛かったのを今でも覚えています。

歯科矯正は痛みがあるのか?

はっきり言うとものすごく痛いです。

生えている歯を動かすんですから、そりゃ痛いです。

ワイヤーで締められると歯が動くので、受診するたびに、痛みが増し、少し楽になったなと思う頃に、次の受診でまたワイヤーを締められるので痛みが増す。の繰り返しです。

ひどいときは物を噛むことができなかったので1ヶ月そうめんをすすっていたことがあります。

今でもそうめんを見ると痛かったのを思い出すので、そうめんは食べたくありません。

歯科矯正することのデメリット

  1. 痛いこと
  2. 歯に金具がついているので歯が磨きにくく、虫歯になりやすい
  3. 歯が磨きにくく、歯茎のマッサージがしにくい為か、歯ぐきが後退した(歯が伸びたように見える)
  4. 治療費が高い

歯列矯正をすることのメリット

  1. 歯並びがきれいになり、毎日気分がいい
  2. 歯磨きがしやすくなり、虫歯になりにくくなる
  3. 自信を持って、人前で笑える
  4. 写真を撮るとき、自然に笑える
  5. 歯を大事にするようになる

毎日気分が良いって大事です。

たった3年頑張れば、あとの人生ずっと気分がいいんです。

悩んでる方がいたら、サッサとやってしまうことをお勧めします。

歯科矯正して良かった?悪かった?

もちろん100%良かったです。

私の場合、話しても笑ってもあまり歯が目立たないので、人から歯並びについてコメントをもらうことは、ほとんどないのですが、人からの評価よりも、自分が気分がよく過ごせることで十分満足です。

それに、歯並びが悪いときは、どんなに気を遣って、いろんな歯ブラシを試して歯磨きしても、虫歯ができましたが、今はびっくりするくらい虫歯ができません。

歯並びはずっといいままか?

ずっといいままです。

私の場合、夜だけマウスピースをつけるようになってから、徐々に忘れることが多くなっていきました。

そして、半年くらいで完全にマウスピースの事は忘れてしまっていました。

何かの弾みで思い出したときに、はめてみましたが、少しずれてしまっているようで、マウスピースははまりませんでした。

でも見た目はきれいなままなので問題ありません。

歯科矯正が終わって10年くらい経った頃、他の歯科医に「歯並びが少し戻っているので、また歯科矯正したほうがいいと思うか?」という質問をしたことがありますが、「10年経って、このくらいのズレじゃ問題ないでしょう」と言われたので、そのままです。

まとめ

私はあごが小さいのに一つ一つの歯が大きく、口の中に並びきらない感じでした。

前から見ると、上の前歯の隣の歯が奥に引っ込み、その隣の犬歯が前に出て(昔のアイドルの伊藤つかささんみたいな感じ)、見た感じはかわいいのですが、大変磨きにくく、よく虫歯になりました。

下の歯は、歯が並びきらず、集合写真の時、体を斜めにして並ぶときのように歯が並んでいました。

それが矯正後は、入れ歯のようにきれいになりました。

もし、歯科矯正に興味があるなら、すぐに専門医に見てもらってはいかがでしょうか?

歯並びは一度直してしまえば、24時間、365日ずっときれいなままです。

化粧品にお金をかけるよりも、ずっと良いと思います。

私は29才のときに歯科矯正したので80才で総入れ歯になったとしても50年近くきれいな歯並びでいられるのです。

特別なメンテナンスもいらないので、素晴らしい自分への投資だと思います。

私の知り合いは、下のあごが上のアゴより前に出ていたのですが、入院して手術をして、しばらくは口からご飯が食べられず、栄養チューブを鼻から入れて栄養を入れてもらっていました。

歯科矯正といっても、人によって症状はさまざまなので、まずは受診してみるといいと思います。

今はいろんな歯科矯正の方法がありますので、よく調べて、自分の希望に合う方法を探してみてくださいね。

 

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