怒るのをやめると得をする理由

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はい、ひかるです。

みなさん、子どもが言うことを聞かない時どうしていますか?

イライラした表情をしたり、大声で怒ったりして関係を悪化させる様な事をしていませんか。

私は以前、子どもに大声で怒って玄関の外に出したりしていました。

しかし、子育てするうちに怒っても疲れるだけで効果がないということに気づき、怒るのをやめました。

そして、怒らない方が色々な面で得をすることに気づきました。

怒るのをやめて得したこと

穏やかに生活できる

怒ったりイライラするようなことがあると、一日中その気分が抜けなくてずっと機嫌悪く過ごしがちではありませんか。

私は人生の時間は限られているので、不機嫌で過ごすのはもったいないと思っています。

しかし、今でこそそんなふうに思う私は、子どもが生まれてからは自分の思うようにいかないことばかりで毎日イライラして怒っていました。

「小さい子どもなんて動物と同じだから、怒って怒ってしつける!」と夫に宣言したことさえあります。

でも、怒るのってくせになるんですよね。

別に怒るほどのことでもなくても、なんとなく怒るようになってしまいました。

よく怒っていた頃は、『これって子供のためじゃなく、自分のうさ晴らしのために怒ってるなぁ』と時々頭の片隅で考えていたことがありますが、怒り始めた以上引っ込みがつかないので、そのまま怒り続けていました。

もう、そうなってしまうとその場の雰囲気が変わるまで空気が重くて、イヤーな気持ちが続いてしまいます。

でも、今は怒ることがほとんどないので雰囲気が悪くなることがなく、穏やかに生活できています。

無駄に疲れない

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Photo by Miguel Bruna on Unsplash

怒るときってエネルギーをかなり使っているので、怒った後は疲れます。

それに私はそもそも声が小さい方なので、大きい声を出すだけでも疲れるし、心臓がバクバクしてかなり消耗していました。

今は怒ることが減り、その分のエネルギーを違うことに振り分けられるようになりました。

子どもが素直に返事をしてくれるようになる

親に怒られたら、子どもも機嫌が悪くなるので、こちらが『わかったの⁉︎返事は⁉︎』と聞いたところで返事をしません。

そして返事が返ってこないことで、更に親は頭にきちゃうんですよね。

怒ることではなく、怒っている原因、例えば「遅かったから心配していた」ことを伝えるようにしたら、子供が素直に返事をしてくれるようになりました。

子どもがいろんな話をしてくれるようになる

どんな話をしても、怒られないと思うと子供はいろんなことを話してくれるようになりました。

話の中で、「バカな事言って…」と思うようなことでも、「それは〇〇だから無理かな」と伝えるようにすると、子供も自分で考えるようになり「…そうだね」と考え直したりしています。

子供がいろんな話をしてくれるので、会話がはずみますし、子供が今どんなことを考えているのかがわかりやすいので、「子供のことが分からない」と悩むことも少ないです。

怒らずに自分の気持ちを伝えるようにしてからは、私がリビングにいると居心地がいいのか、普段は部屋で過ごすことが多い思春期の子供がリビングに出てくるようになりました。

私が家事をしていて、何も話していなくても私がいればいいようです。

その証拠に、私がちょっと近所に買い物に行って帰って戻ると、もう自分の部屋に引っ込んでしまっています。

一緒の空間にいると、子供が自分から話をしてくれるので、コミュニケーション不足で悩むことがないのが楽ですね。

表情が柔らかくなる

年齢を重ねてくると、普段している表情のまま、シワになってしまうので危険です。

私は通勤途中、人の表情を時々観察することがあるのですが、怖い顔をして歩いている人が結構いますね。

怒ってばっかりいるんだろうなと思います。

普段から怖い顔をしていると、目つきも悪くなるので注意が必要です。

私は嫌なことがあっても、気持ちをすぐ切り替えるために、その場面を離れたら考えるのをやめるようにして、気持ちを引きずらないようにしています。

怒ったままの顔の時に、知り合いに会うと気まずいですしね。

人間関係が楽になる

怖い顔をしている人には話しかけにくいですよね。

怒った表情をしないだけでなく、なにを話しても怒られないと思えば気が楽なのか、職場でもよく話しかけてもらえます。

いつも怒らずいてもらえると思えば、信頼してもらえるのは子供も同僚も同じです。

そんな関係ができていると、何か注意を受ける時にも、きつい言い方をされないように思います。

ネコに好かれる

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Photo by Raychan on Unsplash

これは番外編ですが、我が家のネコは大きい声や大きい音が嫌いです。

私は大きい声で怒ることがなく、気分のムラもあまりないせいか、ネコにやたらとつきまとわれます。

特にかわいがっているわけではないのですが、仕事から帰ってくると玄関に走ってきて出迎えてくれます。

子供が言うには、「いつもお母さんを目で追っている」そうです。

一方で、夫は気分のムラが多く、また大声で怒ったりすることがあるので、ネコにすっかり嫌われています。

人に優しくしてもらえる

怒っていると人には優しくできません。

人に優しくしていると、結果的に人から優しくしてもらえるようになります。

そうすると、優しくする好循環が生まれるので、どんどんお互いに優しくできることに気づきました。

まとめ

怒ることは癖になるけど、怒らないことも癖になる

はじめは意識して怒らないようにしていたのですが、だんだん怒らないことが癖になってきました。

癖になるまでが一番大変でしたが、魔法の言葉があります。

それは、「まあ、いいっか」です。(危険なこととか、人に危害を加えるとか本当にやっていけないこと以外です)

イラッとした時に、この「まあ、いいっか」とつぶやくだけで少し気が抜けるというか、怒るほどのことでもないか。と言う気になります。

子供にイラッとするときなどは良く効きます。

「宿題やらなくても先生に怒られるのは私じゃないし、まあいいっか」って感じです。

相手には怒りの原因の第一感情を伝える

それと、怒っている原因を相手に冷静に伝えるようにしています。

例えば、子供の帰りが遅くて、帰ってきたときに「いったい何時だと思ってんの!」と言いたいところを「帰りが遅いから、何かあったのかと思って心配していた」という風に。

すると、結構素直に謝ってきて、遅くなった理由を話してくれます。

心理学で言うと、怒りは第二感情で、その原因になることを第一感情と言うそうです。

伝えるべきは第一感情だけど、怒りパワーは強烈なので、第一感情は怒りに隠れてしまうので、冷静に原因の方を伝えるのが大事。

毎日イライラしてしょうがないよ!っという方の参考になれば嬉しいです。

ではでは。

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