私はずいぶんと長い間、大量に出るおならで困っていましたが、最近になってようやく原因がわかり、おならがだいぶ減り、社会生活に支障がなくなってきました。
同じような方がきっといると思うので、シェアしたいと思います。
おならの原因は高フォドマップだった
つらかった学生時代
私は小学校6年生からとめどなく出るおならに苦しんできました。
午前中は出なくても、給食のあとから急に出だしてつらくて、おならを我慢するのに精一杯で授業どころではなく、このおならさえなければ、授業に集中でき、もうひとつ上のランクの学校に通えたのではないかと思うほどです。
もちろん、クラスメートに「くっせえ!」と言われたり、わざわざ近くに来て、くんくん臭われたり嫌な思いを沢山してきました。
原因は食べ物?
食事のあとにおならが出始めるので、食べ物がいけないんだろうなとは思っていましたが、いろんなものを一度に食べるので原因が分かりませんでした。
食べ合わせがいけないのかなと思ったりもしていました。
ところが、ある時、スキー帰りに低カロリーの飴をなめたときに、はっきりわかりました。
猛烈な勢いで、お腹の中で“ぼこっぼこっ”とおならが発生するのを感じました。
またその臭いことったらありません。
友達の車に乗せてもらっていたので、帰り道は本当に申し訳なく、長い道のりでした。
低カロリーのアメの成分の何がいけないのかは、わかりませんでしたが今後一切低カロリーのアメはなめるまいと誓いました。(このあと、どうやらキシリトールなどの糖分が原因だろうということがわかりました。)
今でも忘れられないつらい思い出です。
そのあとは、特定の食べ物が原因だとわかったので、おならが出るときには何を食べたのかを思い出すようにして、1つ1つあやしい食材を見つけ出す食生活になりました。
あやしかった物はたくさんたくさんありますが、例えば
- リンゴ
- 納豆
- オリゴ糖
- きな粉
- ゴボウ
- ヨーグルト
などです。
自分の体で人体実験をするような形で、慎重に食べ物を精査していきました。
お腹に良いとされるオリゴ糖やヨーグルトでもおならが出るので、どんなものでも安心できず、食べるときは楽しみよりも緊張して食べることが多かったように思います。
原因は高フォドマップ食だった
そうして10年くらい経って、おならが出る食材がだいたいわかってきて、それを避ける食生活にすれば、それほどつらい思いをしないですむようになりました。
そんなある日、ネットサーフィン(インターネットで次々にサイトをたどり情報を閲覧すること)をしていたら、偶然おならの原因がわかりました。
“高フォドマップ食”でした。
フォドマップとは小腸で消化吸収されず、大腸で発酵してしまう糖質の事です。
低フォドマップとはフォドマップが少なく、お腹の不調を改善する食べ物です。
フォドマップ表というのを見つけて、すべての謎が解消された感じでした。
私が食べた後、おならが出るものが、高フォドマップの欄にザーッと並んでいました。
こちらを参考にしてください。
それからは、1つ1つ食べてみなくても高フォドマップ表を見れば、危険な食べ物がわかるので、食べつけない食べ物を食べる前に確認することで、安心して食べることができています。
子どもも同じ体質だった
高フォドマップが原因だったとわかったころ、こどもにも同じ症状が出始めました。
子どもにはつらい思いをさせたくないので、家ではなるべく低フォドマップの食材を料理するようにしています。
それでも、高フォドマップ食の中にも食べたいものがあるので、連休のはじめのほうに食べさせるようにして、ストレスがたまらないように工夫して、学校生活に支障がでないように気をつけています。
こどもも自分で気を付けて食べるようになりましたが、それでも友達と何か珍しいものを食べると、ときどきひどい目に遭っています。
まとめ
私は50年以上生きてきて、おならがあまり出ないようになったのはほんのここ数年です。
それまでは、どこに行くのも、何をするのもおならの事が心配で、やっていることに集中できない日々でした。
やっと、そんなしんどい生活から解放されて、今やっと自由になれた気がしています。
同じように苦しんでいるかたが、きっといると思います。
おならの原因はいろいろあるので、高フォドマップのせいではないかもしれませんが、食生活を見直すだけで、特別なことをするわけではないので、試してみるといいかもしれません。
効果がなければ、もとの食生活に戻してくださいね。
少しでも、お役に立てたら幸いです。
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