飼いネコのダイエットのためにしたこと

ネコ

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皆さんのネコちゃんの体重管理はできていますか?

ねだられると可愛くてついついエサをあげ過ぎて、ぽっちゃりしていませんか?

我が家では、今飼っているネコがやや太り気味で運動をほとんどしないため、将来生活習慣病になるのではないかと心配です。

そこで考えに考えた挙句、運動不足解消のためにもう1匹飼うことにしました。

ぽっちゃり猫をダイエットさせたい

ぽっちゃり猫をダイエットさせたい

現在飼っているのは、元野良ネコ、オス(去勢手術済み)、5才、体重6キロです。

この子はおとなしくて、ほとんど寝てばかりいて、当然ぽっちゃり体形です。

ちゃんとエサを計って与えているし、人間のご飯を食べたがることもせず、盗み食いもしないので食べすぎではありません。

しかし、食っちゃ寝の生活で、座るとうしろ姿が丸くて、歩くとお腹が垂れ下がっています。

このまま年をとったら、人間と同じで生活習慣病になってしまう気がするので、どうしても運動させたいのですが、家族も忙しいのでネコの運動に時間を割くのは難しい状況です。

先住ネコの遊び相手に保護ネコの引き取りを希望。しかし断られる。

white and gray kitten on white textile
Photo by Kote Puerto on Unsplash

そこで保護ネコを引き取って先住ネコの遊び相手になってもらおうと考えました。

多頭飼いのほうが長生きすると聞いたことがありますし…

保護ネコ団体にいるネコなら、性格や持病の有無もわかっているし、先住ネコとの相性をみるためにトライアル期間がある団体もあるので、相性があまりにもよくなければ、お返しもできるかなと思っていました。

何回か保護ネコ団体に猫を見にいってみたのですが、こちらが望む条件と合うネコがなかなかおらず、唯一「いいかな」と思った子は、引き取りを断られてしまいました。

一緒に保護された仲良しのネコと一緒でなければ譲渡できないというのが理由です。

私の別記事、保護猫を引き取ろうと思ったら断られた!にも書いてありますが、計3匹になってしまうと、十分にお世話できる気がしないので断念しました。

野良ネコを捕獲した

保護ネコを諦めてしばらくして、夫の母の家に野良ネコが来るということを知りました。

夫の母は夫以上のネコ好きで、野良ネコにもエサをやっているので、絶えず家の外にもネコがいます。

大人になった野良ネコを捕獲するのは大変ですが、子ネコが通ってきていると聞き、「子ネコなら捕まえられるかも」と思い、時間をかけて手なづけていきました。

そして、ネコが油断をしたところを捕獲しましたが、拍子抜けするほど簡単で暴れることもありませんでした。

野良ネコを環境に慣らす

ただし捕獲しても感染性の病気がないことを確認したり、環境に慣れるまでは家の中に離すことはできません。

shallow focus photography of black kitten
Photo by Thomas Park on Unsplash

そこで、私の子供の部屋でケージに入れて、一週間ほど過ごさせました。

その間、子が一人で子ネコの面倒を見ることを引き受けたので、えさやりはもちろん排泄物の処理までやってもらいました。

今までネコの世話は母が一人でほぼやってきたので、できるのかなと心配でしたが、予想に反してしっかりやってくれました。

子は、先住ネコが母になついているのが羨ましかったらしく、今度のネコは自分が名前をつけて、自分に一番なついて欲しいと思っていたようです。

部屋に隔離していても、鳴き声やにおいがするので気配で先住ネコが子ネコに気づいてくれることを期待していたのですが、この時は気づいていなかったようです。

対して、子ネコのほうは環境の変化に戸惑う様子がなく、ケージの中でやりたい放題でしいていた段ボールを粉々にするわ、ネコ砂はまき散らすわで、子は掃除が大変でした。

健康診断

早速動物病院に行って、血液検査をしてうつる病気がないことを確認し、ワクチン接種と性別の判別をしてもらい、メスであることがわかりました。

生後6か月くらいだということだったので、避妊手術の予約もとりました。

ケージのままリビングに移動

病気がないことがわかり、一週間が過ぎたので子ネコをケージのままリビングに移動して、先住ネコと初対面をさせました。

この時点で、先住ネコが子ネコの存在に気づいていなかったことがわかりました。

先住ネコはめちゃめちゃビビりなのですが、初めて子ネコを見て、びっくりして目が見開いてしまっていました。

そしてケージから子ネコが出てこれないのに、すごく遠回りして前を通り過ぎたりして、なかなか近寄ろうとしませんでした。

ケージに近寄って行ったのは、4日目くらいで、その時子ネコがケージの隙間から手を伸ばして先住ネコを触ったら、驚いて飛び上がっていて、いったいいつになったら子ネコを出せるようになるのか心配になってしまいました。

それでもそれから3日ほどたったら、先住ネコのほうからケージの中の子ネコを触ろうとするしぐさがあったので、試しに出してみることにしました。

すると、恐る恐る近寄って行って、においを嗅いだりして少なくともけんかをする様子はありませんでした。

少しずつケージから出す時間を延ばしていき、人がいない夜などは子ネコをケージに入れるようにしながら、さらに一週間すると一緒に遊ぶようになりましたので、夜もケージから出したままにすることができました。

子ネコはじゃじゃ馬だった

white and brown long fur cat
Photo by Alvan Nee on Unsplash

子ネコは自由に動き回れるようになり、性格がわかってきましたが、とんでもないじゃじゃ馬でした。

カーテンや柱に上るわ、ティッシュペーパーを箱からどんどん出してボロボロにするわ、ごみ箱にダイビングして汚し放題。

先住ネコがおとなしくて人の食べ残しをテーブルに置きっぱなしでも、夕方までそのままのような子なので、今まで油断していました。

慌ててゴミ箱にフタをして、ティッシュペーパーは届かないところに移動、カーテンは結んで…

そして肝心の先住ネコの遊び相手としてですが、激しすぎて途中で先住ネコが嫌になるほどです。

運動量が増えた

しかし追いかけ回ったり、取っ組みあいをするので運動量は確実に増えたと思います。

早朝から追いかけっこが始まり、ネコの走り回る音で目が覚める日もあるほどです。

まだ、子ネコが来てから日が浅いので、今後先住ネコの体重が減るのかどうかは経過を見たいと思いますが、動いている時間が増えたので良かったかなと思います。

まとめ

はじめは、保護ネコ団体からおとなしいネコを引き取ろうと思っていました。

なぜなら先住ネコがあまりにもビビりなので、あまりにも元気いっぱいのネコが来てしまったら仲良くなれないのではないかと思っていたのです。

しかし保護ネコの引き取りを断られ、代わりに野良ネコを捕獲したら、その元気いっぱいの子ネコだったので、心配しましたが走り回って遊んでいるので結果オーライだったようです。

しかし、新しくネコが家族になったことで先住ネコがストレスをかかえないように気をつけています。

エサは先住ネコに先にあげるようにし、ただいまの挨拶も先に先住ネコにしています。

それでも一時体調を崩して、食欲が低下することがありましたが、一週間ほどで落ち着きました。

また、先住ネコは尿路結石ができやすくて、特別食を食べさせているのですが、子ネコには子ネコ用のエサを与えています。

ネコたちはお互いのエサが気になって、すきをみてはお互いのエサを食べていることがあるので、扉を隔てた別々の部屋で食べさせるなど気を使います。

今まで、ネコがいてもほとんど大変なことがなかったのですが、2匹目が来たらお世話に4倍くらい手がかかるようになってしまいました。

それでも、先住ネコが健康でいてくれればいいので良かったかなと思います。

新しいネコをお迎えする方の参考になれば幸いです。

ではでは…

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