情けは人の為ならずは本当な話

生活

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みなさんは困っている人を見つけた時、どうしてますか?

助ける?素通りする?私は福祉の仕事をしているため、知らない人を助けるのに抵抗がないので、気軽に声をかけることにしていますが。

最近「情けは人の為ならず」って昔の人は良くいったもんだな。と思うことがあったので、記録したいと思います。

情けは人の為ならずは本当です

「このご恩は一生忘れません!」と言われた

ある日、通りを歩いていたら前方に道の向こう側に渡りたいのに渡れない、杖を持った年配の男性がいるのが見えました。

その方は一歩通りに足を踏み込んでは、車が来るので引っ込むというのを繰り返していましたが、一向に車は止まってくれませんでした。近くに横断歩道もありません。

その人のところに着いたときに私はちょっと迷ったのですが「一緒に渡りましょうか?」と声をかけつると、その方は遠慮しているそぶりを見せたのですが、かまわず自分のスマホの懐中電灯をつけて、車に向かって振りました。

すると双方向の車が止まったので、その方と一緒に渡りました。

やはり、足が不自由な様子で小さな歩幅で時間が普通よりかかりました。

無事に渡りきったところから少し一緒に歩いていると、その方が杖なしで歩けなくなってしまった理由や足の痛みが手術しても良くならない、とか状態を話してくれました。

「そうですか。大変ですね」とお話しして、分かれるところで「じゃあ、私は向こうなので…」と離れようとしました。

そうしたら、その方が「ありがとうございました!このご恩は一生忘れません!」と大声で言ってくれたのです。

聞いた瞬間、私の頭の中は「まんが日本昔ばなし」の曲 ♬ぼおや~よいこだ、ねんねしな

が流れ、ツルの恩返しのツルとか亀とかが浮かんでしまい、一人でニヤニヤしてしまいました。

なかなか人にそんなこと言ってもらえる機会はないですよね、少なくとも私は初めてでした。

ただ一緒に道路を横断したでけで私にはたいしたことはなかったのですが、その方にはそれくらいありがたいことだったのでしょうね。

私はその一言が聞けて、「むしろ、こちらがありがとう」。一週間くらいほのぼのとした気持ちが続きました。

顔面流血の少年の母に感謝された

ある日、朝、通勤のために駅へ歩いていると、キュッ、ゴンッと音がしたので振り返ると、自転車で転んで眉間から血を流した高校生が立っていたのです。

ヒョエッ!とかなり驚いたのですが、車どおりが多い道だったので、この上交通事故にでも遭ったらえらいことなので、わきに少年とお友達の少女とそれぞれの自転車を移動させました。

高校生は頭が真っ白状態だったので、止血をしながら、お友達に学校と少年の家に電話するように言いました。

少年のお母さんに状況をざっくり説明し、「迎えにきて傷の状況を見たほうがいいですよ」的なことを伝えました。

お母さんが安心するかと思い、自分は看護師であると告げるとやはり安心した声になりました。

こんなときはいい職業だなあと思います。

止血して、電話しただけですから看護師じゃなくても十分できることなのですが、えらく感謝されました。

なんかいいことしたなあ。っと一日いい気分でした。

やっぱり、情けは人の為ならずですね。

ではでは

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