オスネコの去勢手術一連の流れ

white and brown tabby cat ネコ
Photo by Mat Reding on Unsplash

当サイトのコンテンツにはプロモーション(広告)が含まれています。

ネコ好きのひかるです。

我が家には4才のオスネコがいます。

ネコの4才と言えば、立派な大人なので盛りがつく時期には大声でなきまくります。オスネコを飼ったことがある方ならご存じのとおり、それはそれは大きな声です。

しかも、家中にマーキングでおしっこをして、その臭いことったらたまりません。

そこで、遅ればせながら去勢手術を受けさせることにしました。

一連の過程を記録に残したいと思います。

ネコの去勢手術、予約から手術終了後の変化まで

かかりつけの獣医で手術の予約をとる

まず、かかりつけの獣医で手術の予約を電話でとりました。

かかりつけなので電話で「当日の朝は水だけを飲ませて、エサは与えずに朝9時に来院するように。術前検査も当日やるので事前に検査だけのための受診は不用ですよ。」と言ってもらえました。

家族全員、家中にされるマーキングの臭いにうんざりしていたので、ゆび折り数えて手術当日を待ちました。

手術当日

当日の朝もさかりのついた大声でないていましたが、通院用のキャリーバックに入れると、パタっと静かになり、病院に着いても一度もなきませんでした。

我が家の猫は強風の日は、音が怖くてコタツで震えているほど怖がりなので、キャリーバックに詰め込まれて、車で運ばれたので、さぞかし怯えていたのでしょう。

病院に着くと受付で、手術の承諾書にサインをしました。

ついでに血液検査、寄生虫の駆除、ノミの薬の塗布も出来るそうなので、やってもらうことにしました。

だいたい2万円くらいの予定です。

他に緊急連絡先の再確認をされ、もし緊急事態が起こったときに、連絡がとれなかった際には獣医の判断で、処置をするし、かかった費用は支払いますという内容の承諾書にサインもしてきました。

9時に連れて行きましたが、手術はお昼くらいにするそうでした。それまでプロの目で体調の様子をみるのでしょうね。何しろ、言葉で表現できない相手ですから。

そして、「17時に一度獣医に電話をするように。その時点で帰宅できるようであれば、迎えに来るように言われる」とのことでした。

ネコを預けて帰る間際に、「頑張ってね」とネコに声をかけると、それを聞いていた獣医さんもネコに「頑張ろうね」と言ってくれたのが、なんだかとっても嬉しくて安心しました。

手術終了

17時少し前に獣医に電話してみると、「大丈夫なので迎えに来てください」と言われました。

早速、迎えに行くと「出血はないので、連れて帰っていいですよ。ご飯も食べていいし、普通に生活して大丈夫。気になることがなければ、明日以降受診の必要はないですよ。」と言われました。

てっきり、翌日も消毒などのための受診が必要なのかと思っていましたが、必要ないと聞いてびっくりしました。

人間だったら、絶対翌日は受診が必要ですから。

手術前に血液検査もしていましたが、検査結果は「なにも問題ありません」ということで、安心して帰りました。

家に帰ると、違和感があるのか、“にゃんたま”が入っていた所を一生懸命になめていました。

見てみると、本当に“にゃんたま”がしぼんでいて「あー本当になくなったんだ」と分かりました。

マーキングや大声でなくのは「1週間くらいで落ち着きます」と言われて、帰ってきました。

処置料金

  • 手術料金・・・14,000円
  • ノミダ二スプレー塗布・・・930円
  • 虫下し・・・2,000円
  • 血液検査・・・3,000円
  • 合計21920円(税込み)

他の獣医にかかったときは血液検査だけで8,000円とられたときもあったので、今回はかなり良心的価格と言えるでしょう。

術後の変化

1週間が過ぎると確かに、マーキングも大声でなくこともしなくなりました!

超うれしい!

いままで毎朝、起きて居間に行くと、おしっこ臭いのでクンクンにおいをかいで、マーキングされた場所を探し当て、洗濯したり、ふき取ったりしていましたが、もう臭くない!換気扇も回さなくて良くなった!

大声も、特に夜は声が響いて、いつご近所から苦情が来るかと毎日ハラハラドキドキしていましたが、ぱったりとなかなくなりました。

手術は多少面倒くさくもあり、お金もかかるので、先送りにしてきましたが、いよいよ人間との共同生活に支障が出るようになり、重い腰を上げたのですが、手術が終わった今では早く手術してしまえばよかった。というのが正直な感想です。

調べてみると、生後半年くらいで手術は受けられるようですね。

でも、生後半年だとまだまだ小さくて、あんな大声でなくようになるとは想像できませんでしたが、やっぱり時間がたつと、子猫も成長して大人になるわけで。。。

少しの手間と、お金でこんなにあっさり問題が解決するなら、手術代なんて安いもんです。

それから、性格が変わりました。

もともと甘えん坊でしたが、さらに甘えん坊になり、私がソファに座ると必ず抱っこをして、「顔を見てお話しして」と言わんばかりに、顔を見上げてきます。

tan and black tabby kitten

Photo by Javardh on Unsplash

まとめ

今回はもう我慢の限界だ!というところまで、ひっぱってしまいました。

面倒くさかったという理由のほかに、以前から尿路結石での受診歴があり、獣医から「尿路結石を繰り返しやすい体質だから、もしおしっこで家族が困らないのなら、こまめにマーキングでおしっこをしているほうが、尿路結石になりにくい」と言われていたので、様子をみていました。

しかし、やはり4才にもなると家じゅうにマーキングをするようになり、臭くて共同生活が難しくなり、手術をすることになりました。

尿路結石のほうも心配ですので、それに配慮したエサを与えることを続けていきたいと思います。

去勢手術を受けさせたことで、以前は「おしっこするから、絶対部屋に入れない!」と家族に言われていたネコも部屋に入れてもらえるようになり、ネコも人間も満足げです。

コメント