はい、ひかるです。
皆さんは魚を三枚におろしたことがありますか?
私はありません(主婦歴20年以上ですが)。
スーパーでは切り身になったものが売っているし、そもそも丸のままの魚が売っていないですから…
でも、私の子供は魚を下ろすのが大好きで、YouTubeで下ろし方をみて、勉強しているようです。
今回、丸のままの魚を買って欲しいと言われるたので、一緒に魚市場に買いに行ってきました。
さわらを一本丸ごと買ってみた
まず、市場をぐるっと回って、どんなものが売っているのかを確認すると、丸のままの魚あり、切り身あり、海産物あり、見てるだけでも楽しい!
個人客が買えるような小さいサイズの入れ物に入った魚の甘露煮みたいなのもありましたが、大抵はサイズが大きくて、3〜4人の各家族では消費しきれないものでした。
私たちが買ったさわらは、5キロで、4,500円。
魚にしては金額が大きすぎて、安いのか高いのかよくわからないし、それにサイズも半端なく大きいので、「はたして無駄なく食べ切ることができるのだろうか」と不安でした。
しかし、今日の目的は丸のままの魚を買うことだし、子どもが欲しいというので、思い切って買うことにしました。
大きすぎて、明らかにまな板には乗り切らないサイズですが、子供が自分でなんとかするでしょう。
幸い、我が家のキッチンは調理スペースそこそこあるし、シンクも大きいので、そこはクリアです。
そして、大きな包丁も必要ですが、子供は包丁を揃えるのも好きで、お小遣いで何本か買って持っているので、大きな魚でも下ろせる当てがあるのでしょう。(私は貸してもらえないので、使ったことはありません)
解体
子供は「どうやって下ろすんだろう?」と、魚の頭を落としながら言っていました。
私はてっきり、YouTubeで確認したのかと思っていましたが、私に「どうやって下ろすの?」と聞くけど…私は知らんよ。
なんだよ今頃…と思いながら、YouTubeで確認してみると、普通に三枚に下ろしています。
しかし、すでに子供は、5センチくらいのぶつ切りにしてしまっていました。
三枚に下ろそうとしたけど、何かうまくいかなかったのかな。
なぜ、三枚に下ろさなかったのか聞いたら、怒ってましたもん。
子供は解体しながら、血の臭いで数回「オエッ」となっていたので、私は慌てて窓を開けて換気扇を最大にして回しました。
子供は思うように切れなかったようでイライラして、「キッチンが狭いから、やりづらい」(普通より広いし、魚屋じゃないし…)と言ったり、いろんなものにケチをつけ、挙句の果てに「(血だらけのキッチンの)片付けはお母さんね」と言い放つ始末…
私はお金を出した上に、八つ当たりされて散々でした。
刺身、味噌汁、炭焼き、煮付け、ネギソースがけを作った
そんなこんなで大騒ぎでしたが、刺身と味噌汁を作ってくれました。
さわらは身が柔らかくて、刺身にするのが大変だったようですが、脂が乗っていてとても美味しく、本人も家族も大満足で、一気に子供の機嫌も良くなりました。
味噌汁は脂の味が上品でしつこくなくて、だしも出て美味しく、お腹がいっぱいでも、おかわりができるほどでした。
夕方には炭でカシラを焼いてみましたが、味が濃縮されて、身も程よく引き締まって食べやすくおいしかったです。
私はネギソースがけと煮付けを作りました。
ネギソースがけもメチャクチャおいしかったです。
もっと食べたいのに、なんでもうお腹がいっぱいになっちゃったんだろう。と残念なほどおいしかった。
魚に片栗粉をまぶして揚げ、ネギソースをからめたものです。
ネギソースの作り方はめっちゃ簡単で、足りなくなったらすぐに足せます。
インターネットでレシピを探すとたくさん出てきますが、私はポン酢に砂糖と胡麻油を混ぜたものを刻みネギの上からかけただけです。
子供がさわらを5センチくらいの分厚いぶつ切りにしたのですが、身が柔らかいので、それを更に薄切りにするのは私には無理だと思い、思い切ってそのまま片栗粉をつけて、170℃で10分間あげました。
少し水っぽかったので、もう少し長い時間でも良かったかなとは思いますが、火はしっかり通っていました。
揚げた後で、太い中骨を取り除きました。
骨もめっちゃ太い。
揚げてしまえば、皮は食べられるので、可食部分を減らさずに美味しく食べられます。
まとめ
さわらをスーパーであまり見かけることはないように思います。
身が柔らかいので、傷みやすいのかな。
しかし、こんなに美味しいとは知りませんでした。
さわらを丸々1匹買うのはかなり勇気がいりましたが、いろんな味が試せたので嬉しかったです。
身がたくさん取れたので、いろんな調理法が試せましたし、どう調理しても美味しい!
私の中での一番はネギソースがけです。
刺身も良かったですが、さわらはアニサキス(寄生虫)がいる場合があるので、食べるときはよく見て、よく噛んで食べないといけないそうです。
でも、あまりにおいしくて、よく噛むのを忘れてあまり噛まずにどんどん食べてしまったので、しばらく心配…
アニサキス症については、厚生労働省からもとアニサキスによる食中毒を予防しましょうと注意があります。
内臓は食べられないので、捨ててしまいますが、体が大きかったので内臓も結構な量でした。
さわらは魚へんに春と書くだけあって、春の魚なのですが、気温が高いとすぐに腐って嫌な臭いがしそうです。
それに、勢いで一気に調理してしまわないと、面倒くさくなりそうなので、また、気持ちと時間に余裕がある時に楽しみたいと思います。
ではでは。
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