食後の食器洗いって面倒くさいですよね。
我が家では夫が食器を洗う担当なのですが、時々やらないで寝てしまうことがあります。
朝起きてきて、汚れた食器を朝ご飯を作るときに見ると私、朝からカッカするんですよね。
夫はご飯を作ってもらう身でありながら、「ご飯作りの邪魔をするってどういうことだよ。」と。
そんな時、汚れた食器の山を見ないふりもできないし、見てしまえばストレスだし、なんとかささっと済ませたいですよね。
この度、The washer pro という食器洗浄機を購入し、食器洗いのストレスがぐっと減り、家族が汚れた食器を放置していても気にならなくなったので、ご紹介します。
このTHE WASHER PROは超音波で食器の汚れを落とそうというものです。
使い方は簡単。
電源にプラグを刺して、洗い桶に40℃くらいのお湯をためて、数滴食器用洗剤を水に垂らして超音波発生器をドボンと漬けてスイッチオンで洗います。
食器は12分の設定になっていますが、油汚れが少ないときは6分くらいで引き上げています。
使うのはコツが必要
油が多いよごれはティッシュなどで拭いてから
手洗いの時も同じですが、油が付いたまま食器を水に沈めると、全体に油が広がってしまうので、ティッシュやぼろ布で油を拭いてから洗うようにしています。
汚れが乾かないように水に漬けておく
汚れが乾いてカピカピになってしまうと、落ちにくいので水に漬けておくようにしています。
特徴
少ない洗剤と水で洗浄、しかも1回1円
洗剤は少量で十分で、いつもの半分以下で洗えています。(取説には数滴の洗剤で洗えると書いてありますが、数滴じゃちょっと油が落ち切らない感じがします。)
泡がたつほど洗剤を使わないので、すすぎの水もすくなくてすみます。
運転中も何かを動かすわけではないので、電気代は6分だと1回1円程度だそうです。
人が手で洗うより少ない洗剤と水で洗えるので、節約になります。
野菜や果物の農薬も落とせる
洗浄ボタンが三つあって、「食器」「海鮮」「青果」に分かれています。
「青果」では農薬が落とせるということで私は葉物野菜などを洗っています。
使い方は食器の時と同じように水を桶にためて、「青果」モードを押します。
すると、6分で洗い終わりますので、ザルにあげて上から水道水をザっとかけ流しておしまいです。
農薬が本当に落ちたかどうかは目ではわかりませんが、油汚れが落ちるところを見ているので、あの調子で落ちているんだろうと思います。
「海鮮」モードは使ったことはないのですが、エビやタコなんかも洗えるようです。
変わったところでは、説明書を読むとワインなんかはビンごと桶に漬けると数分で美味しくなると書いてありますが、お酒が飲めないので、効果はわかりません。
省エネ、省スペース
コンパクトなので広い置き場所を必要としません。本体はちょっと大きいお弁当箱くらいの場所があればおけます。
電源さえ確保できるのであれば、キャンプ場に持って行って使うこともできます。
また、洗浄時間は1回12分で、軽い汚れは3~4分ほどでとれてしまいますし、音も小さくそばにいてもあまり気になりません。
洗浄途中で食器の入れ替えができる
洗い桶の水に食器を入れるだけなので、洗浄中に食器を入れ替えることができます。
たとえば、汚れの軽いものなどは途中で水からあげて、入りきらなかった食器を追加したりも可能。
普通の食器洗浄機だと、フタをしてしまったら洗浄が終了するまで開けられませんが、これなら問題ありません。
五徳など洗いにくい形のものも洗えて便利
五徳とか魚焼きグリルとかって洗いづらいですよね。
私はあの手の物を洗うのが嫌いですが、The washer proが来てからは気軽にボンボン洗っています。
他には、水切りカゴなんかもスポンジで洗うと、泡になった洗剤が飛んできてえらいことになりますが、これなら水に漬けてスイッチオンすればいいので楽です。
ちょっと落ちなかったな。と思う時でも汚れが緩んでいるので少しこするときれいになります。
魚焼きグリルは大きすぎて、付属の洗い桶には入りきらないので、途中で上下逆さまに入れ替えて洗っています。
洗い桶を使わなくても、小さめのシンクで水がためられるのであれば、そこで使えるのですが我が家のシンクは長さが1m以上あり、さすがに高周波が届かないので、いつも洗い桶を使用しています。
デメリット
プラスチック製品、木製品は苦手
プラスチックは水に沈める
プラスチック製品は若干油汚れが落ちにくいので、しっかり油を拭いてから洗います。
それと、プラスチック製品は軽いので水に浮いてしまい、私は小皿などを中に入れて重しをして水に沈めます。
木製品はあきらめて手洗い
これもプカプカ浮いてしまうので、苦手です。
木のしゃもじや箸などは諦めて、手で洗っています。
ぴったり重なる食器はずらす必要がある
ぴったり重なる食器は隙間まで超音波が入りづらいので、私は間にスプーンなどを挟むようにしたり、途中で場所を変えたりします。
そうしないと、洗浄終了したときにお皿のお尻の部分が汚れたままでがっくりします。
手を入れるときは手袋を着用
私は手にケガをしていなければ、手を突っ込んで食器の入れ替えをしますが、ケガをしていると超音波が当たって猛烈に痛いです。
ケガがなければ、ちょっとビリビリするだけなのですが、ケガをしている時の痛みはビックリするくらいです。
ゴム手袋をしていれば、なんともありません。
壊れやすいかも。でもアフターサービスは〇
毎日便利に使っているThe washer proですが、壊れやすい印象があります。
私は購入して1年2か月で2回壊れました。
1回目は使い始めて半年ほど経った時、洗浄が始まったときの音が大きくなってうるさくなり、そのまま1か月くらい使い続けていたら、動かなくなりました。
販売会社に連絡すると、症状が出ているときに動画を撮って送信してもらいたいと返信があり、大きい音で洗浄しているところを動画に撮って送信しました。
すると、着払いで会社に送って欲しいと連絡があったので、段ボールに入れて送りましたが、その3日後には新品を送っていただけました。
2回目はそのあとまた半年ほどして、動作音が再び大きくなった時点で早めに販売会社に連絡すると、同じように動画を送信して欲しいと連絡があり、送信したところ、この時も着払いで返品、交換していただきました。
壊れやすいのは困りものですが、毎日とても重宝しているので、この食洗器がないと皿洗いがつらいのですが、すぐに新しいものを送っていただけて助かりました。
毎回新品を送っていただき、桶も毎回ついてくるので申し訳ない気がします。
まとめ
この食洗器が来てから、食器洗いが全く苦にならなくなり、子供が飲むたび違うコップを使っても気にならなくなりました。
また、お客さんが来て話したいのに、食器も洗わなきゃ!と焦ることもなく時間の節約になっています。
価格も9万円くらいで従来の食洗器とたいして変わりません。
ちょっとした洗い物にも使用でき、通常の食器洗浄機のように「あともう少し食器がたまったら、洗おう」とたまり待ちをしなくてよいのも利点です。
少ない洗剤と水で洗えるのも購入の決め手でした。
もともと食器洗いは夫が担当だったのですが、この洗浄機を買ってから、汚れた食器を見るのが嫌な私がほとんど洗うようになってしまいました。
夫は洗剤の容器を見てわかるくらい食器用洗剤を使うので、それが嫌でした。
かと言って、注意して「もうやらねえ」と言われるのも困るので、この洗浄機を使うことでこっそり食器用洗剤の節約ができています。
夫のためにも私のためにも買って本当に良かったです。
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