ネコの尿路結石、尿道炎を防ぐためにしていること

ネコ

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はい、ひかるです。

あなたのネコちゃんは尿路結石になったことはありませんか?

尿路結石って繰り返しやすい上に尿道炎の原因になるので、できるかぎり予防していきたいものです。 

我が家のネコは4食事に気を付けているのに、今まで何回か尿路結石と尿道炎を繰り返しています。

とてもつらそうなので尿路結石、尿道炎を発症するたびに対処法を改善しています。

今回はその経過を記録したいと思います。

尿路結石の予防方法

我が家のネコさんは5才のオスネコで体重6キロと少しぽっちゃりの体形で、寝ていることが多いのです。

若いネコの場合、ストルバイト結晶による尿路結晶になりやすいそうですが、我が家もそれにあたります。

もともと、水を飲みたがらないし、寝てばかりで運動不足です。これって結石を作りやすい条件にぴったりあてはまっています。

結石で尿道を傷つけることによって尿道炎になっていますので、尿路結石を作らないことがとても大切です。

我が家のネコは尿路結石で夜中に獣医の緊急外来で、6万円かかったことがあるため、結石を防ぐことはネコの健康のため、そして人間の財布のために最重要課題です。

下部尿路に配慮したエサを与える

市販のえさをいくつも試して好みを確認

市販のえさの中には尿路結石に配慮した製品がいくつかあります。

しかし、そもそも食べてくれなくては意味がないのでネコの好みに合ったものを探すため、ひとつひとつ買っては与えて食いっぷりを確認していきました。

始めから嫌そうな顔をして食べようとしないエサもあれば、与えて始めのころは食いつきがよくても、だんだん食べなくなるものもありました。


いろいろな製品を試した結果、現在はヒルズサイエンスの尿路に配慮したエサに、普通のエサを少し混ぜたものを計量して与えています。

獣医でいただいた特別食のエサの食いつきも確認しました。

3種類試供品を試しましたが、初めから食べないものが1種類、よく食べたのは2種類です。

特別食は値段も高いので、なるべく使いたくはありませんが、いよいよとなったら頼ろうと思っているので、種類や好き嫌いも記録に残してあります。

この3種類のエサは獣医経由でないと購入はできないようです。

エサの与え方にも注意が必要

食べたら片付ける

我が家にはネコが2匹います。

オスネコともう1匹はまだ生後半年のメスのネコです。本当なら子猫用のエサが必要な時期なのかもしれませんが、子ネコのエサが尿路結石を作りやすいのかどうかはわかりません。

それなのに、ネコはお互いの食べているものが気になるようで、ちょっと目を離すと相手のエサを食べようとします。

オスネコのほうはダイエット中で計量しているのに、どの子がどれだけ食べたのかがわからなくなるのも困るので、食べるときは別々の部屋にエサを置いてドアを閉めて与えています。

そして食べ終わると速やかに片付けていますが、それでも時々人間がうっかりしているとお互いのエサを食べることがあるので、子ネコも尿路結石対策のエサを食べさせるようにしています。

水分をたくさん摂って、たくさん出すのが大事

ご飯の後は少し温かめの水を用意

我が家のネコは少し温かい水のほうが、冷たい水よりも好きなようです。

エサを食べた後は水を飲むことが多いので、ぬるま湯を用意して、1滴でも多く飲んでもらうようにしています。

皿の形も丸や楕円形のものを用意

ネコは水を飲む器にも好き嫌いがあると聞いたので、丸いものと楕円形のお皿を用意しています。

皿にひげが当たるのを嫌うネコがいるとのことだったので、楕円形も用意したら、よく飲んでいるようなきがします。

水の器を複数用意して、飲む機会を増やす

我が家ではネコが2匹いるので、水の皿は2つ置いてあります。

管理が面倒くさいのは確かですが、水は大事なのでしかたないです。

水を飲むときは邪魔が入らないようにする

オスネコのほうは水を飲んでいるときに、子ネコが寄ってくると飲むのをやめてしまいます。

子ネコのほうはオスネコが飲んでいると、飲みたくなってしまうようで、自分が別の皿で飲んでいてもオスネコのほうを覗きに来ます。

なので、オスネコが飲んでいるときは子ネコが寄ってこないように気を遣います。

ぬるま湯で薄めたウェットタイプのエサを与える

尿路結石を作らないようにするには、とにかく体に取り込む水分量を多くして、尿量を多くして、薄い尿をどんどん体の外に出すのが一番です。

ですから、水をたくさん飲んで欲しいのですが、限界があります。

ウェットのエサを食べれば、その中に水分がたくさん含まれているので、尿量が増えることはわかっているのですが、ドライのエサに比べて値段が高かったり、歯石が付きやすかったりします。

試しにウェットのエサを与えてみると、おいしいようでガツガツ食べました。

そこで、ウェットのエサをドライのエサの後にぬるま湯で薄めて与えたところ、ぐびぐび飲んでくれました。

朝と夕のご飯の時にこのウェットのエサ小さじ1杯を薄めたスープを20㏄くらい与えています。

これだけでだいぶ飲む量が増えたのではないかと思います。

ウェットタイプのエサはドライに比べて、割高なのですが、この方法だと水分をたっぷりとらせつつ、お財布にも優しいのでたすかります。

鰹節を与えない

以前は夫は私が見ていないときに鰹節をネコにたびたび与えていました。

夫はネコ好きで生まれてから何十匹と飼ってきたのですが、ずっとネコに鰹節を与えてきたようです。

ネットで検索して、尿路結石に鰹節はよくないと知ってから私はやめたのに、夫が鰹節を与え続けていたのを知ったときは愕然としました。

獣医に行ったときに、医師に「鰹節は食べさせないほうが良いんですよね?」と聞いて「そうですね」と言われたと夫に伝えましたが、それでも与え続けていたので、一時鰹節を買うのをやめたこともあるくらいです。

鰹節は結石の元になるマグネシウムが多く含まれており、また、塩分も多いので腎臓にも負担をかけてしまいます。

適度な運動で肥満を防ぐ

肥満になると排尿や水のみを億劫がるネコもいるようです。

我が家のネコも少しぽっちゃりしているので、これ以上体重が増えないようにエサは毎日計量して与えていますが、ちっとも痩せる気がしません。

そこで子ネコはオスネコの遊び相手として迎え入れましたが、いい仕事をしてくれています。

我が家の子ネコはじゃじゃ馬なので、朝、庭へのドアを開けっぱなしにしておくとご飯のあとに追いかけっこが始まります。

居間と庭とキッチンを2匹で、すごい勢いで駆け回っています。

そのせいか以前より、食欲が増したように感じますが、余分にあげないように気を付けています。

運動量は確実に増えたので、焦らなくてもそのうちに徐々に痩せてくるのではないかと期待しています。

普段からよく観察

普段からネコの観察をしているので、少しでもいつもと違う感じがすればわかります。

我が家のネコは尿路結石や尿道炎になると、しょっちゅうトイレの砂を掻いて、座り込みます。

普段はトイレや庭以外でオシッコはしないのに、いつもと違うところでしてしまうときはだいたい体調が悪いときです。

そういう時は、仕事のやりくりをつけて、なるべく早めに獣医に連れていきます。

早めに連れて行けば、治りも早いし、つらい思いもさせたくないので…

以前、昼間に体調不良に気づかずに夜中になってから夜間対応の獣医に連れて行ったときは、6万円という大金を払う羽目になり、お財布も痛かったので、そういう意味でも気を付けています。

まとめ

今まで数匹のオスネコを飼ってきましたが、尿路結石にかかったネコは今いる猫だけですので、体質的になりやすいんだと思います。

オスはオ〇ン〇ンの分だけ尿道が長いので、結石が出にくく、尿道を傷つけてしまう可能性がメスより高いのです。

あまりに繰り返すようだと、尿道の整形をして縮めることもできるようですが、なるべくならしないで済ませたいです。

今まで、本当に気を付けてきたのですが、3回も尿路結石や、それによる尿道炎にかかっています。

そのたびに対策を強化してきたのですが、それが十分であるかはまだわかりません。

ネコの体調が悪いと本当に心配なので、これからもネコの健康に注意していきたいと思います。

私の経験がどなたかのお役に立てばうれしいです。

ではでは…

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